中盤までスコアを伸ばし首位と1打差まで肉迫した横峯さくら

国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の初日に56位タイと出遅れた横峯さくらは、2日目に18位タイまで浮上すると、最終日も大きく順位を上げてきた。11番までに4つのバーディを奪い、気づけば首位と1打差の通算6アンダー。逆転優勝の期待さえ膨らんだ。

ところが、16番でティショットをフェアウェイ右サイドのバンカーに入れると、2打目はグリーン右手前のバンカーへ。3打目でピンまで3メートルに寄せたがパーパットが決まらずこの日初めてのボギーをたたいた。

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さらに続く17番パー3でもボギーをたたき優勝争いから脱落してしまった。それでも最終18番はピンの手前3メートルからのバーディパットを決めて通算5アンダーフィニッシュ。4位タイに食い込んだ。

「私は15番を終えて1打差ですが、その時点で最終組は11番、12番ぐらいで、ちょっと欲が出てしまいました。それもゴルフだと思いますし、緊張感を味わえただけ良かったです」。初日の出遅れから優勝争いに加わることに満足感も味わった。

「ショットはまだまだですね。ティショットはラフに入ることも多かったので。ちょっと休んで、来週しっかり調整できれば良いかな」。連続予選通過記録を96試合に伸ばした横峯は、次週の「ヨネックスレディス」は出場せずに、ショットの調整を行う予定だ。（兵庫県三木市／本橋英治）