連続トップ3入りは4試合で途切れたが、好調は持続している森田理香子

静岡県の葛城GC 山名コースで開催された、国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の最終日。通算2アンダーの12位タイからスタートした森田理香子は、前半9番でダブルボギーを叩くなど苦戦。4バーディ、2ボギー、1ダボの「72」と伸ばせず6位タイに終わり、開幕戦から5試合連続のトップ3フィニッシュはならなかった。

前半で「39」と3つ落とし優勝争いから早々に脱落したが、サンデーバックナインでは意地を見せた。「ショットとパットは悪くなくて、噛み合わせだけ。自信はあるままだったし、後半もその気持ちを持てていた」。

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11番（パー3）でバーディとすると、17番（パー3）では、グリーン手前のカラーから約20ヤードをパターでねじ込みバーディ。さらに最終18番（パー5）では1メートルのバーディチャンスにつけると、スコアボードでトップ10フィニッシュの可能性を確認し「“入れなきゃ”って」。これを確実に沈め、「良い上がりができたので、来週に繋がります」と笑顔を見せた。

連続トップ3フィニッシュは4試合で途切れたが、トップ10入りは好調継続の証し。「また、一から練習をしていきたい」と落胆する様子もなく、気持ちを新たにしていた。（静岡県袋井市／塚田達也）