「パットに助けられた」という大山志保が、首位に3打差の好発進！

賞金ランキング71位とシード落ちの危機に瀕している大山志保が、「樋口久子IDC大塚家具レディス」初日に1アンダーの13位タイ発進。首位に3打差と、上々のスタートを切った。昨シーズンは、負傷した左肘の影響により僅か3試合の出場。今年は『トーナメント特別保障制度』が適用されて10試合の出場が確約されたが、今週を入れて残り3試合。瀬戸際に立たされた大山にとっては、まさに1打1打の重みが増している状況だ。

その中の好スコアにも、「今日のゴルフは酷かった」と呆れ気味の大山。「今日はパットさまさま」という言葉通り、この日のパット数は「自己ベストだと思う」という24。「ショットは今年で1番酷くて、パットは今年で1番良かった」と苦笑していた。

同伴者にも恵まれたという大山。「仲の良いメンバーだったので、3人で楽しく回れました。今年で1番、話しながら回りました」という同伴者は、鬼澤信子と甲田良美。大山にとって“1番”尽くしとなった初日。シード権確保のためにも、目指すは3日間を終えての1番、つまりは2年ぶりとなる優勝の座だ。