勝利への強い意欲を語った藤本麻子。その経緯がちょっと面白い

ルーキーイヤーとなる今シーズン、ここまでトップ10フィニッシュ3回と早くも台頭を見せている藤本麻子。今週の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」初日も勢いは衰えず、7バーディ、1ボギーの「66」。首位に1打差の6アンダー、2位タイ発進とし、バーディ合戦にも対応できるプレースタイルの幅広さを見せつけた。

試合を重ねるごとに新たな課題を見つけ、次の試合に活かすよう務めているという藤本。先週の「フンドーキンレディース」でも最終日に横峯さくらと回り、そのショットの精度に強い刺激を受けたという。

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さらに先週の最終日後に東京に向かい、指圧のマッサージを受けたと切り出す。初対面の指圧の先生に、「もっと勝ちにこだわって貰いたい」と言われ、藤本の気持ちは一変。「これまでは新人だからと、甘えていた部分があった。これからは勝ちにこだわって行きたいです」と、強い口調で熱弁する。

だが、指圧を受けた理由を問われると、急にトーンが下がって微妙な表情。「実はエグザイルのATSUSHIさんが、そこに通っていると聞いたので・・・」。体に不具合は無かったが、とりあえず指圧を受けに行ったという。藤本は、自身のブログにも載せるほどのエグザイルのメンバー、ATSUSHIさんの大ファン。「会えるかも知れない」という淡い期待は叶わなかったが、代わりに勝利への強い意欲を心に刻んだ。

来週28日は、20歳の誕生日。今週は10代最後のトーナメントという事も含め、藤本のモチベーションは限りなく高い。