名前の由来は英語の“Sure” 19歳ルーキー松原柊亜が自己ベストスコアタイで好発進
◇国内女子◇NTTドコモビジネスレディス 初日(30日)◇浜野GC(千葉)◇6704yd(パー72)
19歳ルーキーの松原柊亜(しゅあ)が7バーディ「65」をマークし、首位と2打差の7アンダー2位で滑り出した。自己ベストスコアタイの出来栄えに加え、下部ツアーも含め公式戦で初の60台でのプレーに「100点に近い」とほほ笑んだ。
強みはショートさせないパッティングという。前週の下部「大王海運レディスオープン」ではこの長所を見直した。「これまではスタンスとボールの位置が結構近くて、短めに持って打っていた。それを、違和感のない範囲で遠めに立ち、長く持ってゆっくり振るように意識したほうがいいなと」。実戦で試しながらより心地良いポジションを探った。「(もとは)ラインを薄めに読んで強く打っちゃうタイプ。今週は自分が思うより大きく読んで、ジャスト距離感で打つよう練習したのが良かった」と分析した。
実は今週のコースは馴染み深い地でもある。出身は栃木県だが、中学に上がるタイミングでゴルフ部のある学校を探し、家族そろって千葉県に引っ越し。「このコースは関東中学選手権や丸山茂樹さんのジュニア大会とかで回ったりした」と好印象があった。
目標は6月「ニチレイレディス」後に行われる第1回リランキングでの上位浮上。今季は3試合に出場しまだ予選通過はないが、転戦生活には「慣れてきました」と意識をプレーに向ける環境は整ってきた。大王海運―では同期の高田菜桜が優勝する姿を見届け、「悔しさよりも『いいなあ』と言う感じで。自分の調子が悪かったし、自分が下手だった。そんなに重く受け止めてはいないけど、次頑張ろうって」と刺激を受けた。
名前の「柊亜」は、「英単語の“Sure”をかけているらしいです」と、2024年に癌のため他界した父・秀明さんが考えてくれたという。「まずは予選通過することが大事。あしたは一つでも伸ばしつつ、ショットを安全に打って、3日目からどんどん攻めていけたら」。父から授かった“確信、自信”の意味を持つ名を広める4日間にしたい。(千葉県市原市/石井操)