2026年 ヤマハレディースオープン葛城

久しぶりに“ゴルフができた” 伊藤愛華は悔しさ胸に地元・埼玉大会へ

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 4日目 伊藤愛華
開幕4戦目で初の決勝ラウンドをプレーした伊藤愛華

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 最終日(5日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6510yd(パー72)

開幕から失意の3戦連続予選落ちを経て、「もっと早く(通過)したかった」と苦笑する待望の決勝ラウンド。昨年プロテストトップ合格の伊藤愛華は通算3オーバー36位で4日間を終え、「日々成長しながらやってこられた成果がやっと出てくれたと思う」と振り返った。

もちろん、初日首位スタートからの後退だけに「すごく悔しい」と充実感は乏しい。目標に掲げるルーキーシーズンでの初優勝、目下のターゲットであるトップ10も遠い現状を憂慮しつつ、「久しぶりに“ゴルフができた”と思っています」と確かな変化を感じている。

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 4日目 伊藤愛華
ミスの原因を理解できてこそ調整が可能になる

これまでと同じミスに見えたとしても、今週は打ち方やリズムを原因として分析できる「次に生かせるミス」。前週までは、やるべきことは分かっているのに「いざ打つと(イメージ通りに)打てなくなる。ゴルフ以前の問題だった」という。3日目に「77」と崩れた内容も開幕3戦までとは異なるもの。この日、3バーディ、2ボギーの「71」と巻き返せたのは「3日目の反省を生かせたから」という自負がある。

現役高校生でプロテストに合格した18歳の周りには、これまで画面を通して見てきた実績十分の大先輩ばかり。「すごい勉強になるし、早く私も上に行きたいと思いながらプレーしています」と物怖じすることなく、毎日の経験を自分の糧にしようと必死だ。

次週は、プロとして初めて地元・埼玉県でプレーする「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(石坂GC)を迎える。卒業して間もない埼玉栄高の後輩たちも応援に駆け付ける予定で、「来週こそは絶対に上に行って、後輩たちにカッコイイところを見せたい」と意気込む。「“悔しい”と思えるゴルフになってきた」という難関・葛城での4日間を、今後の加速につなげる転機としたい。(静岡県袋井市/塚田達也)

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