超うねったバミューダ芝グリーン、2打で届かぬパー4、1Wで打つパー3… 48年ぶり台湾開催のコースって?
◇日台女子ツアー共催◇台湾ホンハイレディース 事前(11日)◇オリエントG&CC(台湾)◇6720yd(パー72)
日本女子ツアー競技が台湾で前回開催されたのは1978年「中華女子オープン」。地元のレジェンドで日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の永久シード保持者・ト阿玉がJLPGA入会前に制した大会だった。48年ぶりの台湾開催は一体どんなコースで行われるのか?
2024年2月に当地開催の「台湾プレーヤーズ選手権」で優勝した川崎春花は11日の練習ラウンド後、苦笑いでコースの印象を語った。「風が強くてラフが難しい」。悪天候だった2年前は通算2アンダーで優勝した。今回はさらにハードルが上がる。「距離が伸びているんです。チャンスホールは…(351ydと)短い15番ぐらいかなあ」。ちなみに423ydでアゲンストの風が吹く14番ホールではこの日、2打目でフロントエッジまで残り約240yd、3Wでグリーンに届かなかった。
「台湾プレーヤーズ―」で24年が1オーバー7位、好天だった25年は6アンダー7位だった青木瀬令奈も難解なコースにため息をつく。208ydの16番(パー3)はこの日、アゲンストで3Wを使ってグリーンに届かなかった。「風がもっと強くなったら、1Wもありです」。またフェアウェイでボールに泥がつきやすく、この日も表面の約3分の1が黒くなることがあったとか。「そのまま打ったら野球のナックルボールみたいになる可能性が高い。9番は特にすごくて、2年前は“9番だけリフト&クリーンOK”みたいなローカルルールが出た日があった」と話した。
オリエントG&CCのグリーンはバミューダ芝。国内ツアー開催コースでは珍しい品種で「芽があって、グリーン表面で(順目、逆目の)陰影がすごくはっきりしている」(小祝さくら)という声もあるが、多くの選手が口をそろえるのはアンジュレーション、傾斜のきつさ。青木は2年前「台湾プレーヤーズ」の2番(パー3)でホールインワンを達成したが「手前ピンで奥15ydほどにキャリーしたボールがトロトロ戻ってカップに入った」と笑う。
距離、風、バミューダ芝で超うねったグリーン。普段の国内ツアーと違う舞台。多くの選手は「毎日アンダーを重ねたら、上位にいける」と予想していた。(台湾・桃園市/加藤裕一)