2年連続の女王へランクトップに浮上した

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント最終日（29日）◇武蔵丘GC（埼玉）◇6650yd（パー72）◇曇り時々晴れ（観衆5629人）

山下美夢有は通算9アンダーでリ・ハナ（韓国）、仁井優花とのプレーオフに進出したが、1ホール目でバーディを奪ったリに敗れた。2週連続2位となり、6月「ニチレイレディス」に続く今季5勝目を逃した。

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2打差を追って最終組でスタートし、出だし1番（パー5）で1mを決めてバーディ発進した。前半は2アンダーで折り返したが、後半は伸ばせなかった。16番（パー5）では1mを左のカップに蹴られてボギーをたたいた。

プレーオフ（18番パー5）では3打目グリーン手前30ydから58度でアプローチショットするも10mと寄せきれず。バーディパットも外れてしまった。「ショットはそんなに悪くなくて、パターとアプローチかな」と前週と同じ敗因に悔しさを込めた。

プレーオフで敗れたが、すぐに気持ちを切り替えた

それでも予選落ちを喫した申ジエ（韓国）を抜いてメルセデスランキングでトップに浮上した。差は84.18pt。2年連続の年間女王へシーズンは残り4試合だ。

「内容が良くないので、そこをしっかりと直して、良い状態で迎えられるようにしたい」。次週の日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」（茨城・太平洋クラブ美野里コース）に向けて修正を急ぐ。（埼玉県飯能市／玉木充）