記者会見でトークショーを行った諸見里しのぶ。実質プロ1年目だが、早くも大手3社と契約を結び活躍が期待される

今シーズン米国女子ツアーに参戦する諸見里しのぶが、テーラーメイド-アディダスゴルフ、キヤノン、バンダイナムコの3社とスポンサー契約を結び、その記者発表が10日都内ホテルで行われた。

ゴルフギアはテーラーメイド、ウェアとシューズはアディダスで統一し、キャップ、ウェア、キャディバッグにはキヤノンのロゴ、キャップの左ヨコにはバンダイナムコのロゴが入ることになった。

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諸見里は昨年6月「日本女子アマチュア選手権」に優勝し、7月には「日本女子プロゴルフ協会のプロテスト」に合格。プロ入り後は「日本女子オープン」で5位、「マスターズレディス」で4位タイに入り、自身の最終戦「大塚家具レディース」で2位タイに入り、わずか3試合で賞金シードを獲得した。

そして、12月には米国女子ツアーの出場資格をかけた最終クオリファイを9位で通過し、2006年は日本ツアーで7試合以上、米国ツアーで14試合以上に出場し、両ツアーでシード権獲得を狙う。

会場でのトークショーでは、ゴルフを始めたきっかけや、自分が「泣き虫」と語る一方、クオリファイでは英語がさっぱりわからず悔しい思いをしたなど、気の強いところも現した。米ツアー進出では、宮里藍と同期になるが、宮里を上回る活躍も夢ではない。プロとしての諸見里の本格始動は2月に米国から始まる。

映像素材提供／TRCスポーツマネジメント