優勝記念の植樹を行った

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 事前情報（14日）◇熊本空港CC（熊本県）◇6499yd（パー72）

ディフェンディングチャンピオンの山下美夢有は、この1年を「あっという間だった」と振り返った。

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前年大会でのツアー初優勝は大会記録の通算14アンダー、2位に5打差をつける圧勝だった。

「大きな自信になった」優勝を経て、自分が求めるプレーのレベルは着実に上がっている。このオフは「まだまだ足りないところがある」と、縦の距離感を課題としてショートゲームに注力した。

今季はここまで出場5戦でトップ10入りが2回だが、「まだ、あまり思うようにいっていない」と悩みはなくならない。「この2、3試合、縦の距離感がまだ合っていない。飛びすぎたり飛ばなかったりの差が大きいので、そこを縮めたい」

今週は「去年と変わらず、セッティングも良い。練習ラウンドをしていても良い感じ」と手応えをつかんでいる。「去年を超えるスコアを目指していきたい。ここから流れを作っていけたら」。思い出の地に帰ってきた20歳が、大会連覇を目指す。（熊本県菊陽町／内山孝志朗）