史上3人目の3週連続優勝に挑む古江彩佳

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前情報（28日）◇武蔵丘GC（埼玉）◇6550yd（パー72）

2019年に史上7人目となるアマチュア優勝を飾った古江彩佳が、プロデビューを果たしたのが同年のこの大会。結果は予選落ちに終わったものの「思い出はすごくあります」と懐かしんだ。

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「ちょっと砲台（グリーン）な感じで距離が長かったり、グリーンが速くて硬いイメージがある。このコースは難しいなっていう印象はずっとあります」と警戒するが、今週は賞金トップの稲見萌寧が欠場をしており、同2位の古江が優勝すればその差は一気に768万円に詰まる。

2週連続優勝中で、3週連続を達成すれば史上3人目（全美貞／2007年、鈴木愛／2019年）以来の快挙となるが、「頭には入っていますけど、そんなに意識しないでこの試合に集中したい」とマイペースを強調した。

かごに狙いを定めてアプローチ練習

前週の優勝後は自宅に戻り、録画されていた自身のプレーを見たという。「プレーしていてもショットは安定していたけど、テレビで見てもそこそこ安定していたと思う（笑）。よく耐えて、伸ばせていたなと思いました」と優勝を2度味わった。

「まずは予選をクリアできるように頑張って、そこからは上位で争っていけるように集中してできればいい」と意気込む。前週バッグを担いでキャディ通算39勝目を飾った清水重憲氏と、再びタッグで挑んでいく。（埼玉県飯能市／今岡涼太）