2009年 有村智恵が後続に8打差のバースデーV

2009年の「大王製紙エリエールレディス」で優勝した当時22歳の有村智恵

「大王製紙エリエールレディス」の最終日、4打リードの単独首位から出た有村智恵が後続との差を8打に広げ、通算20アンダーで優勝した。大会2日目の第2ラウンドで「62」をマークして急浮上。さらに54ホールボギーなしでのプレー、と貫禄ある勝利を挙げた。

この日に22回目の誕生日を迎えた有村。「22日で22歳」という新聞記事を見て「22アンダーを出せたら楽しいな」と目標を設定していたという。その数字には届かなかったが、「達成感の方が大きいです。だから涙はありません」と堂々の笑顔を見せた。

2006年にプロ転向し、初優勝を飾ったのは08年「プロミスレディス」。獲得賞金ランキングは09年、11年、12年で3位となったのが最高位で、13年からは米ツアーを主戦場に海外遠征に臨んだ。その3年後の16年に日本ツアーへと舞い戻り、18年「サマンサタバサ ガールズコレクション」で6年ぶりとなるツアー通算14勝目を飾った。

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