首位でスタートした小平智。チャレンジツアーでの活躍をレギュラーにつなげたい。

国内男子のチャレンジツアー「PGA・JGTOチャレンジカップII in 房総」が20日（木）、開幕。小平智が8バーディ、ノーボギーの「64」をマークして8アンダーの単独首位で滑り出した。

1打差の単独2位には新留徹。さらに1打差の6アンダー3位タイに広田悟、ジェームズ・マクリーン（オーストラリア）、森田徹、佐藤圭介がつけている。

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2日間競技で最高のスタートを見せた小平は「前半、ショットが良くなかったけど、パターが入ってくれました。後半は、ショットも良くなってきて、パターも良かった。3メートルの距離がポンポン入ってくれて、よくかみ合ってくれました。ロング（パー5）で2つバーディを逃しているので、欲を言えばまだ伸ばせたと言えますけど、そう上手くはいかないです。今日は99パーセントのゴルフが出来たと思います」と満足感たっぷりに話した。

2010年「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメント」で当時アマチュアながらチャレンジトーナメント優勝を成し遂げた小平。しかしその後、ツアープレーヤーに転向したものの優勝はまだない。「あの時は勢いで優勝してしまった感じはあるけど、プロになって優勝する難しさを感じています」と言う。

だからこそ、どんなに小さくとも結果を残し続けたい。「あの時も初日8アンダーでしたけど、今回とは内容が違います。優勝すれば成長したと言えるかもしれない」と今後のステップを誓い、最終ラウンドを戦う。

【上位陣の戦績】
順位／スコア／選手名
1／－8／小平智
2／－7／新留徹
3T／－6／広田悟、J.マクリーン、森田徹、佐藤圭介
7T／－5／阿部裕樹、佐藤えいち、沢田尚ら
13T／－4／高橋竜彦、岩井亮磨、平本穏、貞方章男ら