後半、半袖になった小山内護は3バーディを奪い単独2位に浮上した

国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」の3日目、片山晋呉が通算9アンダーの単独首位に浮上し、1打差の通算8アンダーには小山内護がつけている。この日の小山内は、4バーディ、1ボギーと3ストローク伸ばし9位タイから浮上してきた。

「今日は風がビュービューだったでしょ。そのときにいかに耐えていこうかと、みんな（スコアを）落としていたし、パーでも順位が上がるし」と、耐えるゴルフを続けた。しかし、後半は雨も止み、レインウェアから半袖シャツでプレーできる状態になってからの小山内は攻めのゴルフに転じた。

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小山内は先週、この開幕戦の前哨戦として、市原市の富士OGMゴルフクラブ市原コースで開催された「千葉オープンゴルフ」に出場し、通算9アンダーで優勝を果たした。そのとき優勝を争ったのが、明日の最終日に1打差を追いかける相手、片山だった。

千葉オープンの初日は片山が7アンダーで単独首位、小山内は4アンダー単独3位。そして最終日に小山内が5ストローク伸ばして逆転優勝を果たした。その千葉オープンと同じような展開に小山内は「今度は負けるな（笑）」と、口にはするが、そのときの再現を虎視眈々と狙っている。（三重県桑名市／本橋英治）