相性は良いというABCゴルフ倶楽部で3アンダー7位タイにつけた上本義幸

国内男子ツアーは「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で今季21戦目を迎えたが、この大会が今季1試合目の出場となる上本義幸が、3アンダーをマークして7位タイにつけた。同大会は毎年、月曜日にマンデートーナメントが行われ、上本はその予選会を通過して試合の出場資格を掴んだ。

「毎年ABCはマンデーに出させてもらっていまして、過去5回で3回通過ですから相性はいいんですよね」と話す上本。大会初日は6バーディ、3ボギーでラウンドし「今日はパターのおかげです」と振り返る。17番で8m、2番では13mのバーディパットが決まりスコアを伸ばした。

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スタート直後の11番、12番で連続ボギーをたたき「久しぶりの試合なので緊張していましたね」という。だが「その後は落ち着いてプレーできました。去年はシード権獲得のボーダーライン上で戦っていたので精神的にしんどかったんです。でも今年はシード権の圏外ですし、（シード獲得のためには）この大会では勝つしかないので。良い経験ができればいいかな。今は来季のQTに向けた調整のつもりでやっていますので」と、気負いはないようだ。

思いもよらない好スタートをきった上本だが、2日目以降も欲を出さずに自然体で戦うことは出来るだろうか。貴重なシーズン初戦でどこまで戦うことが出来るか注目したい。（兵庫県加東市／本橋英治）