ディフェンディングチャンピオンとして今年のキヤノンオープンを戦う横田真一

昨年の「キヤノンオープン」で13年ぶりとなるツアー通算2勝目をマークした横田真一。今シーズンはここまで賞金ランク86位と元気がないが、会場となる戸塚カントリー倶楽部 西コースでのプロアマ戦を終えると「ここに来ると調子が良くなる。悪くないですね」と明るい表情を見せた。

この開幕前日、5日（水）は午前中からあいにくの雨。それでも「去年にも増してコンディションは良い。フェアウェイの状態もいいし、グリーンも締まっていて速い。今日の雨で少し軟らかくなるだろうけど、2、3、4日目…と難易度が（日増しに）上がっていく流れ」と言う。そして「去年はグリーンが軟らかくてボールが止まった。（今年は）去年よりも実力者が優勝するコンディションです」と自虐的な言葉で周囲を笑わせた。

それでも「去年とまったく同じことを、同じルーティンでやりたい」と連覇への意欲は十分。自宅からの通勤、ラウンド前の調整法を変えずに4日間を戦い抜くつもりだ。（神奈川県横浜市／桂川洋一）