ホストプロとして出場する丸山茂樹。大会関係者の期待を背負っての出場となるが・・・

今週の国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に、ホストプロの1人として出場する丸山茂樹。昨年にセガサミーホールディングスと所属契約を結び、今年で2度目のホスト出場。昨年は79位タイで予選落ちを喫しているだけに、活躍への期待が高まる中で今年を迎えた

だが、「スポンサーのためにも頑張りたいけど、強気には言えないね・・・」と表情を曇らす。そのもどかしさは、今季の成績だけを見ても伝わってくる。今季7試合に出場し、予選落ちが3回、棄権が4回。今シーズンは、まだ一度も4日間をプレーしていないのが実情だ。

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開幕前の今年2月、ふくらはぎの筋肉を断裂する重傷を負い、40日間寝たきりの生活が続いた。「それで完治はしたけど、40日も寝ていれば全体的に弱る。トレーニングで追い込みをかけたら腰痛が発生して、無理していたらお尻の筋肉を痛めて・・・」。負の連鎖が続き、これまで万全とは程遠い状態が続いていた。

だが、明るい兆しも見え始めている。先週はワン・アジアツアーの「インドネシアオープン」に出場し、予選落ちはしたものの「久しぶりに何事もなくプレーできた。その辺は進歩かな」と丸山。「結果はともかく、まずは4日間プレーしたいね」と、ホストプロとして最低限の務めを目指す。