好調な今季、このまま有終の美を飾れるか！？

先週の「カシオワールドオープン」の結果を受け、賞金王の可能性が消滅した藤田寛之が、この日の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」初日、イーグルを含む5アンダーで首位と2打差の2位タイと好発進を決めた。

「やばい時はイメージを変えたいので」と、今週はセンターネックのパターへ変更。さらにこの日はカット目だったというストロークを「ストレートに近づけた」との修正が功を奏して、好スコアに繋がった。

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現在の世界ランキングは58位。遠くには「マスターズ」出場権を得られる年末時点での50位以内という目標を睨みながらも、まずは海外メジャーの出場権の為に一つでも賞金ランキングを上げたいところ。「またメジャーに行きたいのでね」と微笑んだ。

「今日も下手だったしね」とは藤田の弁。常により上を目指して改善を続ける藤田は、「まずは自分自身固めが必要かな。いつになったら納得するんでしょうね」と、困ったような、それでいて嬉しそうな表情を見せていた。