プロアマ戦でも、いつもボールを左腕に巻きつけてショットを行う片山晋呉

国内男子の開幕第2戦「つるやオープン」に、片山晋呉が出場する。片山は「マスターズ」に出場し予選落ちに終わったが、開幕戦の「東建ホームメイトカップ」には出場しなかった。したがって、今週が片山にとっての国内ツアー開幕戦となるが、「すでに2試合出場したので」と、片山の中では開幕という感じはしないと言う。

昨年は「マスターズ」で日本人最高位となる単独4位に入り、燃え尽きた状態で国内ツアーの開幕を迎えた。しかし「今年はコースに来るのが嫌じゃないし、今は試合が始まるのが楽しみ」と気力も充実しているという。

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ゴルフの内容は2月にスイング改造を行い、仕上がってきたという。そのスイングを片山は「自分が40歳になってもトップでいられるスイング」と話す。それは、上半身の動きを極力減らし、下半身重視にすることで、体への負担を軽減するもの。

プロアマ戦に出場した片山は、同組でラウンドするアマチュアの質問にも丁寧に答え、的確なアドバイスを送るなど、ゴルフを楽しんでいる姿が伺えた。「今は去年とは全く違いますよ。本当に楽しみです」と笑顔を見せる。片山にとって、賞金王奪回に向けたシーズンがいよいよ始まろうとしている。

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