2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP

12年ぶり優勝への距離は 藤本佳則が2位発進「まずは良い組で最終日を」

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 初日 藤本佳則
ツアー2勝の藤本佳則が2位発進した

◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 初日(23日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇雨

ツアー2勝の藤本佳則が1イーグル6バーディの「64」をマークし、首位と1打差の8アンダー2位で発進した。今季は昨年の下部ACNツアーのポイントランキング18位の資格で出場。実力者が復調気配を示している。

2012年にプロ5戦目の「日本ツアー選手権」で初優勝を飾り、13年に2勝目を挙げた。シードを喪失した2020年以降、左手親指痛や左肩に大量の水が溜まる症状に悩まされ、故障と付き合ってきた。大槻智春や小平智らと同世代の36歳。「去年からちょこちょこ良くなり始めて、試合でもちゃんと成績として出るようになった」と調子が少しずつ上向いている実感がある。

昨年8月「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」で6年ぶりに決勝ラウンドに進出。今年3月の開幕戦「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」(ニュージーランド)は首位発進して15位で終えた。2週前の「東建ホームメイトカップ」も予選を通過して23位でフィニッシュした。

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 初日 藤本佳則
多くは語らないが、ショットの調子が上向いてきた様子

成績不振が続く中で、プロ初年度から師事する阿河徹コーチとスイングに変わらず向き合う。「3年ぐらい」取り組んできたショットの修正が実を結びつつある。「スイングの面で課題はあったけれど、練習でできるようになっても、試合でどうなるのかはまた別(の話)。試合で結果に出ているのは良くなったことじゃないですかね。言葉にするのは難しい」と語る。この日は後半8番(パー5)で、残り188ydの2打目を8Iでピン左10mに乗せてイーグルにした。

アジアンツアー「シンガポールオープン」が開催される今週は、複数の日本ツアーメンバーが不在。藤本は開幕の2週間前にフィールドに「ギリギリ入れた」という。12年6カ月13日ぶりの優勝にも期待が寄せられるが、「どうですかね。まだその位置にいるのかと言われたら分からないけど、すぐには勝てないとは思っている。優勝争いを重ねてできるものだと思っているので、まずは良い組で最終日を回ることが僕の今の一番の目標です」と話した。(千葉県睦沢町/石井操)

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