2025年 フォーティネットプレーヤーズカップ

初優勝へ2打届かず 吉田泰基が刻む石川遼の言葉「毎試合、2位を狙うプレーができれば…」

2025年 フォーティネットプレーヤーズカップ 最終日 吉田泰基
吉田泰基は自己最高に並ぶ2位フィニッシュ

◇国内男子◇フォーティネット プレーヤーズカップ 最終日(2日)◇成田ヒルズCC(千葉)◇7137yd(パー71)◇曇り(観衆1747人)

初優勝へ2打届かず2位となった吉田泰基は晴れやかだった。「間違いなく、これまでで一番平常心で、ボギーが出ても怒らずできた」。自らが優勝スコアと予想していた通算18アンダーでのフィニッシュでもあった。トータル20アンダーに乗せた佐藤大平を潔くたたえ、祝福の儀式に迷わず加わって先輩プロに水をかけた。

3打差を追った戦いは1番でボギーが先行した。結果的にスコアを落とした唯一のホールだったが、怒らない。ミスが出ても心を乱さず、6バーディを取り返した「66」のプレーに確かな手ごたえを感じている。

2025年 フォーティネットプレーヤーズカップ 最終日 吉田泰基
4日間60台を並べ、自らの優勝予想スコア通算18アンダーで終えた

2打差で迎えた最終18番、セカンドを打ってから後方17番の浮島グリーンで歓声が上がった。ガッツポーズする佐藤の姿を遠目に見て、差が広がったことを悟った。気落ちすることなく右手前から丁寧に寄せるパーセーブで締めくくり、2023年「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続く自己最高2位で終えた。

縦距離を間違えないアイアンショット、好調なパッティングを生かしたスコアメーク。勝ち切るためのラストピースを問われ、少し考えてから「あとは“横幅”ですね。チャンスにいかにつけられるか」と言った。

2025年 フォーティネットプレーヤーズカップ 最終日 吉田泰基
初優勝へ手ごたえを深めた

ホールアウト後、同組で回った石川遼と言葉を交わすシーンがあった。夏場に静岡県の川奈ホテルGCで行われたチャリティマッチでも同じチームで戦い、初優勝を目指す上で助言をもらっていたという。「(早く)優勝したいだろうけど、焦らないこと。毎試合、2位を狙うようなプレーができていれば、いつか優勝できるよ」。まさにその言葉を体現したような72ホールで、自信を深めた。(千葉県栄町/亀山泰宏)

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