清水大成は4打リード守れず「ひどいゴルフ」 3ダボで大逆転許す
◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(19日)◇日光カンツリー倶楽部 (栃木)◇7238yd(パー70)◇曇り(観衆2415人)
4打リードの単独首位から出た清水大成は、2バーディ、3ボギー3ダブルボギーの「77」と崩れ、片岡尚之に7打差逆転を許す通算1アンダー4位に終わった。1打リードで迎えた17番で3つ目のダブルボギーをたたくと、最終18番もボギー。通算3アンダーで終えていた片岡と原敏之に1打及ばず、ことしから新たに優勝者に与えられる「マスターズ」の出場権も逃した。
前半3番でバーディを先行させ、一時は後続を6打差まで引き離した。5番で最初のダブルボギーを喫し、7番で3パットのボギーとしたが、ハーフターン時はまだ3打リードしていた。ティショットでフェアウェイを捕えられずに苦しいスコアメークが続く中、11番で花道からチップインバーディを奪取。「あれはすごく良いバーディだった」という一打で3打差をキープし、悪い流れを断ち切ったかのように思えた。
周囲が再び重い空気に変わったのが、12番(パー3)でたたいた2つ目のダブルボギー。アイアンの1打目を大きく右に曲げ、2打目のアプローチはグリーンに届かず再びラフへ。3打目を寄せきれず、約3mのボギーパットを外して1打差に迫られた。
5月「日本プロゴルフ選手権」に続く日本タイトルでの2勝目がかかる中、「きょうはそんなに緊張しすぎずにできていたと思う」と平常心を保てていたはずだった。それでも、15番をボギーにし、終盤のダブルボギーで初めて追う立場に変わった。17番はグリーン右手前からの3打目が深いラフに食われ、傾斜を伝って戻り再び目の前のラフへ。2mのボギーパットはカップ右をなめ、天を仰いだ。
「自分ではナイスショットが少しラフに入ったりと微妙にかみ合わなくて、最後まで修正できなかった。上りはひどいゴルフだった」。計り知れない悔しさを飲み込んで取材エリアから離れたが、優勝が決まり涙を流す1学年上の片岡とグリーンサイドで抱擁する姿は、まさにグッドルーザーだった。(栃木県日光市/石井操)