2025年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品

パックごはんで生き延びた学生時代 26歳のホールインワン賞30万円よりうれしい副賞

2025年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目 発多ヤマト
ホールイワンを達成した発多ヤマトは副賞のパックごはんを愛でる

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(27日)◇西那須野CC(栃木)◇6956yd(パー71)◇晴れ(観衆1181人)

千葉県で開催中の女子ツアー「アース・モンダミンカップ」にかかるホールインワン賞は最高1000万円。対する男子ツアーの選手会主催大会では30万円…と少々(?)寂しいが、発多ヤマトは副賞がうれしい。サトウ食品提供のパックごはん(1年分)には懐かしい思い出がある。

4年前、東北福祉大に在学していた発多は学生寮で目を丸くした。ゴルフ部に届けられたのは2021年大会を制した大学OB・片岡尚之から差し入れられた「サトウのごはん」。優勝副賞の10年分(4000個)からのおすそ分けで、「それを食べて何とか生きていた。貧困(学生)とは言わないですけど、僕はバイトをしながら生活していた」記憶がある。

26歳になって初出場した今大会。この日の第2ラウンドの前半8番(パー3)で放ったティショットは視界でピンに重なった。手前2mに落ちて、カップイン。「ピンまで170yd。(風を)フォローに感じたので、8Iで抑えて打ちました。なかなかパットが入らないホールが続いて、“OK”につけるしかないと思っていた」と試合で自身初のホールインワンを喜んだ。

同ラウンドを「66」でまとめながら、第1ラウンドの「73」が響いて通算3アンダー。「(ホールインワンをメディアで)取り上げていただいて、予選落ちは恥ずかしいと思って粘っていたんですけど」、カットラインに1打及ばない位置でホールアウトした。決勝ラウンド進出の可能性が他選手の成績に委ねられても、パックごはんは「僕も恩返しができたら」と仙台に送るつもりでいる。(栃木県那須塩原市/桂川洋一)

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