国内男子ツアー

中島啓太にアマ世界一「マコーマックメダル」 前年の金谷拓実に続く

2021/08/19 06:35
中島啓太がアマ世界一の称号を手にした(提供:日本ゴルフ協会)

中島啓太(日体大3年)が18日付の男子ゴルフ世界アマチュアランキングで1位をキープし、「マーク・マコーマックメダル」を受賞した。2020年の金谷拓実から2年連続で、日本勢が世界ナンバーワンアマチュア選手の称号をつかんだ。

世界的なスポーツマネジメント企業IMGの創始者で、2006年には世界ゴルフ殿堂入りした故マーク・マコーマック氏の名前を冠する同賞は、R&Aによって2007年に制定。例年「全米アマ」もしくは「欧州アマ」終了後の世界アマチュアランク1位の選手に授与される。

中島は「全米アマ」では上位選手によるマッチプレーに進めず予選敗退となったが、4月の日本ツアー「東建ホームメイトカップ」2位や7月「日本アマ」優勝といった成績を残した。今回の受賞で来年6月「全米オープン」(マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ)、同7月「全英オープン」(スコットランド・セントアンドリュースリンクス)の出場権を獲得した。

R&Aを通じて「とても興奮し、うれしい気持ちでいっぱいです。家族、大学、ナショナルチームのコーチやチームメイトのサポートがなければ達成できなかったことであり、感謝したいと思います。また、金谷拓実選手に続いてメダルを授与されたことを大変誇りに思っています。世界の舞台で実力を発揮し、松山英樹選手、畑岡奈紗選手、金谷拓実選手、笹生優花選手といった日本人プレーヤーの足跡をたどる活躍が次の目標です」と喜びのコメントを寄せた。