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30社が参加!「パーツ試打会」が大盛況

2014/11/20 14:00

近年、価格訴求型のクラブビジネスから距離を置き、個人にあったサービスを主眼におく「地クラブ」への関心が高まっている。

少量生産のメリットを生かした品質管理や大手メーカーにはない手づくり感のある一本として、ギアマニアだけでなく、今やプロも注目するほど。そんなトレンドを反映するイベントが11月15日、千葉市内の練習場「ジャパンゴルフスクール」で開催された。主催したのは同練習場に工房を構える「ゴルフショップマジック(GSマジック)」の鹿又芳典代表。

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今回で6回目を迎えた試打会は、ヘッド・シャフト・グリップ・アパレルメーカーなど、計30社が顔を揃えた。試打会での総括や「地クラブ」マーケットの盛り上がりについて鹿又代表に聞いた。

開催に至った背景は?
「パーツに関してはウェブでの情報だけでなく、やはり実際手に取って試したほうが商品をよりよく理解できると思います。流行に左右されない、作り手の思いがこもったクラブを打ってもらいたいと思い、メーカーさんに協力してもらいました」

1階打席は、参加企業でほぼ満席でしたね。
「メーカーさんは少額予算(打席・ボール・運営費込で1社2万2000円)で参加できます。ユーザーアンケートの結果(打感・方向性・飛距離・見た目など)をメーカーさんに提供しているので、今後の商品開発に活かしていただけるのではないかと期待を寄せています」

試打会を運営するうえでの課題は?
「『関西地区でも開催してほしい』という声が多くあります。練習場さんの協力があれば、今後関西地区でも開催したいですね」

現状のパーツメーカーの販売サイクルは?
「大手メーカーと違い、1年に1~2アイテムを投入するメーカーは少ないですね。どちらかと言うと、『いいモノができた時に出す』メーカーが多いと思います」

「地クラブ」マーケットの盛り上がりは?
「去年と比較すると、かなり盛り上がっています。今後、個人的に懸念していることは、『利益が取れるからパーツを売る』というような商売ありきの考えを持った新規参入企業が増えてくるかもしれないということです。パーツの認知度が向上してきた今、顧客の信用を失うような製品は絶対作ってほしくないですね」

なお、鹿又芳典代表へのインタビュー動画は近日公開予定。

問い合わせはゴルフショップマジックへ、043-312-2260。

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