ブリヂストンスポーツは今季、総勢127名の女子プロと用品使用契約を交わす。国内女子では、昨年初優勝をあげて賞金ランク14位に入った上原彩子とウエアを除く総合的な用具契約を結んだほか、昨季賞金ランク2位の李知姫（イ・チヒ）とボール、キャディバッグ、グローブ、傘、2勝で6位となった全美貞（ジョン・ミジョン）とはボール、クラブ、キャディバッグ、グローブ、傘など、包括的な契約が目立っている。 米国女子ツアーでは昨季賞金ランク2位のポーラ・クリーマーとボール使用契約、46位の宮里藍とは用品用具にウエアを加えた総合契約で、宮里美香とも同様に総合契約を交わしている。 また、話題の新人プロ・金田久美子と契約を交わしたナイキゴルフは、本日発売したボール『SQプレミアムディスタンス』を同プロが使用すると発表した。金田はその使用感について、「DYMOドライバーでSQボールを打つと、飛距離が10～15ヤードくらいアップします。芯を少し外したショットでもロスが少なく、パーオン率が高くなりそうです」――。 不況が深刻化する昨今、若くて話題性のある女子プロゴルファーの獲得に、各社とも力を入れている。