インドの“食あたり棄権”から復帰の星野陸也 欧米両ツアーで“職場確保”のシーズン終盤戦
◇欧州男子◇ジェネシス選手権 事前(22日)◇ウージョンヒルズCC (韓国)◇7367yd(パー71)
前週に欧州ツアー「インディア選手権」を1ラウンド途中で棄権したPGAツアー(米ツアー)ルーキーの星野陸也は火曜日にコース入りした。7月「全英オープン」後に戦線離脱する原因となった左腕負傷の回復状況が案じられたが、原因は「初めてのインドで洗礼を受けました。胸の辺りにこみ上げるものがあって、吐きそうになった」と食あたりだったようだ。
星野は主戦場の米ツアーで公傷制度の適用を受け、現在は復帰の道半ばにある。スペイン、インド、今週の欧州ツアー3連戦は“復帰前に他ツアー数試合の出場を認める”という米ツアーのルールに則ったもの。これを利用して2024年「カタールマスターズ」優勝で手にした欧州ツアーシード保持に必要な出場義務試合数をクリアすることになる。
すべては来年の“職場確保”のためだ。星野は再来週の「ワールドワイドテクノロジー選手権」(メキシコ)で米ツアー復帰する。シードが維持できるかどうかは、ワールドワイド―を含むシーズン残り3試合と、公傷制度で出場が認められる来季の数試合の獲得ポイントで決定するが、厳しい立場にあることは百も承知。仮にシードを逃しても来年はシードのある欧州ツアーと、出場試合が限られる米ツアーを行き来するプランも頭に描いている。
「今週はPGAツアー復帰前の最後の試合なので、ここで成績も出したいですし、納得するショットのイメージを完璧に取り戻したい」。最大の目標である米ツアーで戦い、結果を残すために。星野は挑戦し続ける。(韓国・忠清南道/服部謙二郎)