2015年 ライオネスオープン powered by グリーンフィニティ

ダイアモンドCCで輝きを放ったウッドのツアー2勝目

2015/06/15 08:29

◎5カ月間の戦線離脱を経て

最終日をノーボギーでラウンドしたクリス・ウッドが2打差で「ライオネスオープン」を制し、ヨーロピアンツアー2勝目を飾った。

首位から5打差で最終日をスタートしたイングランド出身のウッドは、この日のスコアを完璧なゴルフで「67」とし、2013年の「コマーシャルバンクカタールマスターズ」以来の優勝を遂げた。素晴らしいティショットとパットの明晰さが物を言い5バーディを奪ったウッドは、通算15アンダーまでスコアを伸ばしてラファ・カブレラベローをかわすことに成功した。

先月、4位に入った「BMW PGA選手権」ではホールインワンを達成してBMW i8を手に入れているウッドは、「素敵な勝利だね。手首にギプスをつけて自宅で過ごした長い冬はフラストレーションが募り、早くコースへ出てプレーし、競い合いたいと思っていた」と述べた。

「ここ数週間、良いプレーができていたから、そろそろ勝てるかなと感じていたけれど、実際にその瞬間が訪れるまでは、それは一体いつになるんだって考えたりもした」。

「1週間を通して良いプレーができたし、今日は特に良かった。今日は『68』より良いスコアで回れれば僅かながらチャンスはあるかなと思っていたのだけど、その通りに事が運び、『67』で優勝することができた」。

「結果だけを見ると単純明快に思えるかもしれないけれど、今日は良いプレーをしなければならなかったし、いくつか運が味方することもあり、ありがたいことに事態は僕にとって好転していってくれたんだ」。

「去年の10月にテニスで手首を負傷し、5カ月間の休養を余儀なくされた。3月に復帰し、モロッコで3位に入ったことにより自信を高めることができたけれど、その後数週間は結果も出ず、あまり良くないプレーをしてしまった。でも先月から優勝するだけのプレーができていると感じるようになったので、これは予期されていた勝利なんだ」。

「カタールでの勝利から久しいけれど、言わせてもらえば、ツアー2勝の選手と名乗れるのは随分と良い心持ちだよ。このツアーで勝利を飾るのは非常に特別な気持ちのするものだから、この勝利を祝うのを楽しみにしているよ」。

ボーディ逃げ切れず…≫
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