◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 3日目（10日）◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd（パー71）
LIVゴルフを主戦場とするサム・ホースフィールド(イングランド)が9バーディ、1ボギーでこの日のベストスコア「63」をマーク。通算11アンダーまで伸ばし、スタート時の8打差25位から2打差4位に急浮上した。
日本を訪れるのは今回が初めてで、開幕2日前の火曜日にはガールフレンドと渋谷を訪れるなど観光も楽しんだ。前週のLIVゴルフ「コリア」で回った韓国と比べ、日本のコースは「木がこんなにあるとは思わなかった」と感想を述べる。出身地であるイングランド、5歳から移り住んだフロリダのゴルフ場にはない“狭さ”が印象に残った。
今大会は、LIVゴルフに出資するサウジアラビア政府系ファンド・PIFが支援する「インターナショナルシリーズ」の一戦だ。昨年の同シリーズでは、全10試合中6試合をLIV勢が制覇。今季第2戦「インターナショナルシリーズ マカオ by Wynn」はLIV1勝のカルロス・オルティス（メキシコ）が制した。
今週も香妻陣一朗ら9人のLIVゴルフメンバーが出場。ホースフィールドのほか、初日から首位を守るルーカス・ハーバート(オーストラリア)、7位のキャメロン・トリンガーリ（米国）とトップ10に3人が入っている。ツアーメンバー唯一の日本勢である香妻は最終18番でイーグルを奪って「68」とし、トップと7打差の通算6アンダー18位につける。高額の優勝賞金36万ドル（約5200万円）は、今回もLIV勢が獲得するのか…？(千葉県横芝光町／石井操)
