トロフィの名前に感慨 昨年覇者・幡地隆寛が残念がる“コース”の変化
◇アジアン&豪州ツアー共催◇ニュージーランドオープン by Sky Sport 事前情報◇ニュージーランド・ミルブルックリゾート(コロネットコース=6936yd/パー71、リマーカブルズコース=6784yd/パー71)
プロとして初めて手にしたタイトルの証しは、1年後にしっかりアップデートされていた。開幕前日の記者会見の席に置かれた優勝カップ。「これを見られてすごくうれしい」。幡地隆寛は大会の歴代王者として刻まれた自分の名前を眺め、改めて感慨に浸った。
国内ツアーが誇る大砲は昨年、30歳で悲願の初勝利。場所が日本ではなく、ニュージーランドというのも“まさか”だった。「僕のプロ人生で優勝することはないのかなと思って(長い間)プレーしていた。ここで勝ったことで、良い方向に変わった。すごく自信にもなったし、もっと勝ちたいと意識が上がった」。その言葉通り、帰国後に2勝。中堅に差し掛かったところでベストシーズンが訪れた。
この日は石川遼と一緒に練習ラウンド。大会初出場の先輩に各ホールをレクチャーしながらコースを回った。「(自分が優勝したことで)日本の選手もこの大会に興味が湧いたと思う。僕もまた改めてここに来たいと思った」と胸を張れる。
アジアンツアーと豪州ツアーの共催である大会には156人が出場し、予選ラウンドは全選手が2コース(コロネット、リマーカブルズ)を回る。60位タイまでの選手が進む決勝ラウンドは両コースからピックアップされた計18ホールで争われる。
「去年とは違うホールがミックスされた。好きな9ホールが今年は週末に使われないのが残念…」と全く同じコースではプレーできない。会場との相性は少し変わるかもしれないが、「これをきっかけに良い一年にしたい」という思いは昨年と同じだ。(ニュージーランド・アロータウン/桂川洋一)