「ネットバンク」最終日/ガルシアがプレーオフを制した!
大会最終日、2位以下に1打差をつけ首位でスタートしたセルヒオ・ガルシアは、出だし1番ホールの2打目でなんとシャンク!ボギーのスタートとなってしまった。そのガルシアにプレッシャーをかけたのが地元南アフリカ出身のレティーフ・グーセン。グーセンは2番パー5への2打目でグリーンをとらえ、2パットで難なくバーディとし、12アンダーの単独首位に浮上した。しかしガルシアも3番パー4で長い4メートル弱のバーディパットを沈めて首位に並んだ。続く4番パー3ではティショットをピン横2メートル内につけ連続バーディとし、再び単独首位に踊り出た。
グーセンも負けてはいない。6番パー4での2打目をあわやカップインというピン横20センチにつけ楽々バーディ。一方のガルシアは、同じ6番で2メートル弱のパーパットを外してしまう。しかし8番パー4の2打目をピン奥1メートルにつけるスーパーショットで巻き返し、グーセンと13アンダーで並び、シーソーゲームが続いた。
グーセンはその後9番、10番で連続バーディ。それに対しガルシアは、10番で長いバーディパットを決めてガッツポーズ。その後グーセンは14番のグリーンサイドバンカーからのアプローチはピンを大きくオーバーしてしまい、ボギーを叩いた。両者譲らぬ攻防のまま最終18番ホール、入れば優勝というバーディチャンスを得たのはグーセンだった。しかしこれが入らずプレーオフに突入した。
プレーオフ1ホール目に選ばれた舞台は16番パー3。グーセンの1打目はグリーンエッジ。長いバーディトライとなったが、これが1メートル程ショート。ガルシアには3メートル弱の優勝がかかったバーディチャンス。これをねじ込み、今シーズン初の優勝を手に入れた。
◇「ネットバンク」最終結果
優勝(-14):セルヒオ・ガルシア(70)
2位(-14):レティーフ・グーセン(69)
3位(-11):ビジェイ・シン(69)
4位(-10):ダレン・クラーク(67)
5位(-7):ジェリー・ケリー(71)
5位(-7):ケニー・ペリー(75)