男子選手と同一コース同時開催の前年大会で女子はパジャレー・アナナルカルン（左）が制した(Oisin Keniry/Getty Images)

◇米国女子＆欧州女子＆欧州男子共催◇ISPS Handa ワールド招待 事前情報◇ガルゴルムキャッスルGC（6621yd／パー73）、マセリーンGC（6517yd／パー72）／北アイルランド

2022年シーズンは前週の「AIG女子オープン」（全英女子）でメジャー5大会を終え、年間女王、来季の出場権をかけた争いが本格化する。欧州シリーズの最終戦は北アイルランドで11日（木）に開幕。欧州の男女ツアーとの共催試合となる。

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男女の選手が同一期間に同じコース、同じ賞金額（総額150万ドル＝約2億円）をかけてそれぞれのリーダーボードで争う異色の大会は2021年にスタートした。男女に分かれた組が交互にティオフ。予選ラウンドをガルゴルムキャッスルGCとマセリーンGCで行い、決勝ラウンドはメーンのガルゴルムキャッスルで実施。3日目を終えて35位までの選手が最終ラウンドをプレーする。

同一コースでの争いとはいえ、男女で距離とパー設定が異なる。ガルゴルムキャッスルGCは男子の7151yd（パー70）に対して女子は6621yd（パー73）。マセリーンGCは6817yd（パー70）と6517yd（パー72）の違いがある。

132人のフィールドには前年、エマ・タリーとのプレーオフを制してツアー初勝利を手にしたパジャレー・アナナルカルン（タイ）のほか、ライアン・オトゥール、ジョージア・ホール（イングランド）らが入った。2月の「LPGAドライブオン選手権」でアイルランド勢として初の米女子ツアー優勝者となったレオナ・マグワイアは前週のメジャーでも4位と好調だ。

日本勢はエントリーしなかった。

＜主な出場予定選手＞
パジャレー・アナナルカルン、レオナ・マグワイア、ライアン・オトゥール、ジョージア・ホール、キム・アリム、エマ・タリー、アディティ・アショク、アンジェラ・スタンフォード、ルーシー・リー