宮里藍は無念の予選落ち! ウェブ、アニカら実力者が上位に並ぶ
メリーランド州にあるブルロックGCで行われている、米国女子ツアーメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」の2日目。今季ツアー初勝利を挙げ、好調なシーズンを送っているスーザン・ペターセン(ノルウェー)が通算8アンダーとスコアを伸ばし、単独首位に躍り出た。
首位と2打差の8位タイからスタートしたペターセンは、この日ベストスコアとなる「67」をマーク。一気に単独首位に立った。メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」では、最終18番でプレーオフをかけたバーディパットを外し、メジャータイトルを惜しくも逃したペターセン。同じメジャーの舞台で、再び優勝争いに名乗りを挙げた。
一方、3オーバーの96位タイからスタートした宮里藍は、この日もパッティングに苦しみ予選カットラインを見据えながらのプレーが続く。結局1バーディ、2ボギーとスコアを落としてしまい、通算4オーバー85位タイでホールアウト。予選通過に1打及ばず、無念の予選落ちを喫した。
上位陣では、昨年大会で朴セリにプレーオフで敗れたカリー・ウェブ(オーストラリア)が、首位に1打差の通算7アンダーで単独2位。さらに1打差の通算6アンダー3位タイには、バーディ・キム(韓国)とブリタニー・リンシコムが続いている。通算5アンダーの5位タイにも有力選手が名を連ね、ポーラ・クリーマー、ミーナ・リー(韓国)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、そして今季のメジャー初戦を制しているモーガン・プレッセルが追っている。
初日単独首位に立ったキム・サイキ(韓国)は、この日スコアを1つ落として通算4アンダーの9位タイ。メジャー初勝利を狙うロレーナ・オチョア(メキシコ)は、通算2アンダーの18位タイ。また、ミッシェル・ウィは通算3オーバーの70位タイとして、ギリギリで予選通過を果たしている。