世界1位のコー復帰で最強フィールド 野村の快進撃は続くか

米国女子ツアー第5戦「HSBC女子チャンピオンズ」が3日から4日間、シンガポールのセントーサGC で開催される。シーズン序盤のアジアシリーズは今週が最終戦。世界ランク1位のリディア・コー（ニュージーランド）が一週間のオフをはさんでツアーに復帰し、最強フィールドで争われる。

昨年は、世界ランク上位勢によるデッドヒートが繰り広げられ、朴仁妃（韓国）が米女子ツアー通算13勝目を飾った。大会連覇に挑む朴は、今年もエントリーしている。

前週の「ホンダ LPGAタイランド」で、20アンダーの独走で優勝を飾った21歳のレクシー・トンプソンをはじめ、今季出場した2試合でトップ3フィニッシュを飾っているツアールーキーのチョン・インジ、出場4試合で1勝を含むトップ10が3回のジャン・ハナら韓国勢も勢いに乗っている。

2010年大会覇者の宮里藍、野村敏京、宮里美香、横峯さくらの計4人が参戦する。直近2試合で優勝、5位の好成績を挙げてリオデジャネイロ五輪代表枠争いに急浮上した野村の快進撃が続くのか、注目される。

【主な出場予定選手】
リディア・コー、朴仁妃、レクシー・トンプソン、キム・セヨン、ユ・ソヨン、キム・ヒョージュ、チョン・インジ、エイミー・ヤン、スーザン・ペターセン、クリスティ・カー、野村敏京、宮里美香、宮里藍、横峯さくら