2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

L.オチョアが圧勝でメジャー2勝目! 通算20勝目に花を添える

2008/04/07 11:32

カリフォルニア州のミッションヒルズCCで開催されている、米国女子ツアーメジャー第1戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」の最終日。単独首位からスタートしたロレーナ・オチョア(メキシコ)が通算11アンダーとし、後続に5打差をつける圧勝でメジャー2勝目、米国ツアー通算20勝目を飾った。

最初の10ホールで5バーディをマークし、2位以下を一気に突き放した。これで昨季の「全英リコー女子オープン」に続きメジャー2連勝。今季は4試合に出場して3勝目と、タイガー・ウッズを彷彿とさせる、突出した強さを見せている。通算6アンダーの2位タイには、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)とスーザン・ペターセン(ノルウェー)。今季の賞金女王争いを演じるであろう実力者たちが、揃って上位に名を連ねた。

日本勢では、42位タイからスタートした横峯さくらが躍進。今週初となるアンダーパーの「70」をマークし、通算3オーバーの19位タイに駆け上がった。「プレー全体のリズムが苦しかった」という宮里藍はノーバーディ、3ボギーの「75」とし、大山志保と並ぶ通算6オーバーでフィニッシュ。22位タイから31位タイに後退した。上田桃子も1バーディ、4ボギーとスコアを伸ばせず、通算9オーバーの47位タイで米国本土での初メジャーを終えた。

その他、韓国のS.H.リーは通算4アンダーの単独5位。10位タイまでの11人に、6人の韓国勢が名を連ねた。また、カリー・ウェブ(オーストラリア)は通算1オーバーの13位タイ。ポーラ・クリーマーは通算4オーバーの21位タイで終えている。

過去2度の優勝を数えるK.ウェブは、通算1オーバーの13位タイに終わった
米国本土での初メジャーを47位タイで終えた上田桃子
A.ソレンスタムは2位タイ。完全復活を遂げた今季、メジャーでも存在感を示した
宮里藍のライバル、韓国のS.H.リーは単独5位フィニッシュ

2008年 クラフトナビスコチャンピオンシップ