2015年 KPMG女子PGA選手権

朴仁妃が史上2人目のメジャー大会3連覇 横峯は13位

2015/06/15 07:10
朴仁妃が史上2人目のメジャー大会3連覇を成し遂げた

◇米国女子メジャー◇KPMG女子PGA選手権 最終日◇ウェストチェスターCC(ニューヨーク州)◇6670yd(パー73)

朴仁妃(韓国)のメジャー大会通算6勝目は、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が2003年から05年に今大会で成し遂げて以来、史上2人目の同一メジャー大会3連覇の快挙となった。

世界ランキングでも、今大会で予選落ちしたリディア・コー(ニュージーランド)を逆転し、首位に返り咲いた。

大会最終日、2位に2打差の単独首位から出た朴は5バーディ、ノーボギーの「68」とスコアを伸ばし、通算19アンダーでホールアウト。通算14アンダーの2位キム・セヨン(韓国)に5打差をつけて、悠々と逃げ切った。

今季、キムとの直接対決では2度優勝をさらわれた朴だったが、3度同じ轍は踏まなかった。この日は8番で1打差に迫られるも、直後の9番で、朴はバーディ、キムはダブルボギーと明暗が分かれ、一気に4打差に。最終18番(パー5)で1.5mのバーディパットを沈めて、メジャー大会史上最多アンダーパー記録に並ぶ通算19アンダーで優勝を決めると、両手を高々と挙げて喜びを表した。

通算12アンダーの3位にこの日「66」をマークしたレクシー・トンプソンが入った。17歳のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算10アンダーの5位タイ。

日本勢最上位は、通算6アンダーで13位タイの横峯さくら宮里美香は通算1オーバーの41位タイ、野村敏京は通算3オーバーの53位タイで4日間の戦いを終えた。

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