日本開催の米ツアーに思惑それぞれの国内勢が挑む
2014/11/04 09:45
国内女子ツアーが特別公認する日本開催の米国女子ツアー「ミズノクラシック」が、11月7日(金)から3日間、三重県にある近鉄賢島CCで開催される。
出場選手は国内ツアーから35人、米国女子ツアーから43人の計78人。予選カットはなく、3日間大会で賞金総額120万ドル(約1.3億円)を懸けて争われる。また、国内ツアーメンバーが優勝した場合、翌年1年間の米女子ツアー出場権が与えられる。
昨年は最終日に「64」をマークしたテレサ・ルー(台湾)が、逆転で日米両ツアーを通じて初優勝を飾った。今季のルーは「日本女子オープン」を含めてすでに2勝。ディフェンディングチャンピオンとして、思い出の伊勢志摩へ戻ってくる。
米ツアーからはミズノ契約で2012年の優勝者、ステーシー・ルイスを筆頭に、カリー・ウェブ(オーストラリア)、チェ・ナヨン(韓国)、ジェシカ・コルダらが参戦予定。また、野村敏京、上原彩子も米ツアー枠での出場となる。
国内ツアーでは、前週大会を手首痛で欠場した賞金ランキング1位のアン・ソンジュが復帰予定となっており、イ・ボミ(ともに韓国)との国内賞金女王レースの行方を大きく左右しかねないビッグな優勝賞金18万ドル(約2000万円)を巡る争いにも注目だ。
また、今年の米ツアーファイナルQT受験を表明した横峯さくら、過去2度の優勝を誇る上田桃子、賞金ランキングで日本勢最上位につける成田美寿々らの活躍にも期待したい。
【主な出場予定選手】
テレサ・ルー、ステーシー・ルイス、カリー・ウェブ、チェ・ナヨン、ジェシカ・コルダ、野村敏京、上原彩子、アン・ソンジュ、イ・ボミ、申智愛、成田美寿々、酒井美紀、上田桃子、横峯さくら、森田理香子