2014年 フボンLPGA台湾選手権

朴とルイス、世界1位を巡るデッドヒート

2014/11/01 17:24
ムービングデーにボギーなしの8バーディ「64」で猛チャージをかけたS.ルイスが通算17アンダーとして、2位タイに浮上した(Victor Fraile/Getty Images)

◇米国女子◇フボンLPGA台湾選手権 3日目◇ミラマーGC(台湾)◇パー72

2日目に「62」という好スコアをたたき出して単独首位に立った朴仁妃(韓国)が、この日も「69」とスコアを伸ばして通算21アンダーで首位をキープ。その一方で、ムービングデーにボギーなしの8バーディ「64」で猛チャージをかけたステーシー・ルイスが通算17アンダーとして、2位タイに浮上した。

まさに意地のぶつかり合い。大会前に発表された最新の世界ランキングで21週守った1位の座を朴に明け渡したばかりのルイスが、朴の独走を許さない。前日まで9打あった差を、一気に4打まで縮めて最終日に逆転の望みをつないだ。

ルイスと並んで2位につけるのは、3週間前のマレーシアで今季初勝利を飾ったフォン・シャンシャン(中国)。直近7試合連続でトップ10入り(うち優勝1回)という好調の朴をとらえられるとしたら、この2人のどちらかになりそうだ。

通算13アンダーの4位にはアサハラ・ムニョス(スペイン)。通算12アンダーの5位にリュー・ソヨン(韓国)が続いている。

日本勢では通算8アンダーで13位タイにつける上原彩子が最上位。初日に「66」で3位タイの好スタートを切った野村敏京は2日目に「71」、この日は「74」とスコアを崩して通算5アンダーの33位タイに後退。宮里藍は3日間アンダーパーをマークできずに、通算8オーバーの78位に沈んでいる。

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