2014年 全米女子オープン

ウィがメジャー初制覇! 横峯さくらは7位フィニッシュ

2014/06/23 07:16
2位に2打差をつけ、待望のメジャータイトルを獲得したM.ウィ

◇米国女子◇全米女子オープン 最終日◇パインハーストNo.2(ノースカロライナ州)◇6,296ヤード(パー70)

首位タイから出たミッシェル・ウィが、1イーグル1バーディ、1ボギー1ダブルボギーのイーブンパーでラウンドし、通算2アンダーでメジャー初制覇を達成。2010年のポーラ・クリーマー以来4年ぶりに、母国にナショナルタイトルをもたらした。

ウィは1つ落として迎えた後半10番でイーグルを奪い、一時は3打差リードをつける展開に。終盤の16番では、2打目がバンカー脇のワイヤーグラスに突き刺さる不運もありダブルボギーを叩いたが、1打差となった17番(パー3)でバーディを奪い返してガッツポーズ。最終的に2打差でゴールテープを切った。

7位から出た横峯さくらは、前半に2ボギーを叩きながらも、10番からの4ホールで3バーディを奪い返す粘りを見せて「71」。通算4オーバーで、来年度大会の出場資格(10位タイ以上)を獲得する7位に入った。森田理香子は通算11オーバーの35位、成田美寿々は通算17オーバーの55位、アマチュアの橋本千里は通算22オーバーの68位。

上位では、この日のベストスコア「66」をマークしたステーシー・ルイスが通算イーブンパーの2位。さらに1打差の3位に、今大会がツアー初出場となったステファニー・メドウ(北アイルランド)が続いた。

ウィに訪れた最後の試練。99年に優勝したペイン・スチュワートは18番ホールでラフに入れたが無理せずレイアップし優勝をもぎ取った。今回のウィも無理せずアンプレイアブルを宣言。ダブルボギーとしたが、賢明な判断だった
あらゆる角度からシャッターチャンスを狙うカメラマン。どんな絵が撮れたのだろうか
おエライさんのスピーチの最中に、こちらを向いてニコッ。チャーミングなチャンピオンです
ホンモノのシャンパンシャワーは格別。親友のジェシカ・コルダが主導
さすがに4日目に息切れした?15位タイと活躍した
最終日に、最後の最後まで首位を攻める展開をしたのは、世界ナンバーワンランカーとしての実力の証明だ
いきなりメジャーで単独3位は驚くべき快挙だ
優勝を決め、18番グリーンを降りる最後の最後で母ボーさんとハグ。大きなウィが子供に見えた
ウィのメジャー優勝を待ち望んだファンは多かった。”Wie”Believeとはいいキャッチコピーだ
ベストアマに輝いたカナダの16歳。10位タイでフィニッシュは立派
難しい15番ホールでチップインバーディ。優勝争いには絡めなかったがが、バーディはいつでもうれしいものだ
年間グランドスラムの夢は絶たれたものの、7位タイに入る大健闘を見せた
超難関グリーンを見事に攻略し、来年の出場権を得た。有言実行、次のメジャーも楽しみになってきた
新コンビとの息も合ってきたようだ。選手の腕?キャディの腕?両方ですね
米ツアーにやってきたら、かつて丸山茂樹が呼ばれた「スマイリングアサッシン(笑顔の暗殺者)」というニックネームが付きそうだ
11歳のころからずっと注目され続けてきた。これぐらいの数のカメラでは緊張しない

2014年 全米女子オープン