井上陽子が健闘2位。福嶋は首位に2差
予想通り米LPGA勢がスコアを伸ばす中で前日5位だった井上陽子が4バーディ、1ボキー、34-35の69と奮闘。
「今日は楽しくできました。一緒にやったスタインハウアーも楽しんでやってたし。何が違うのかわかりませんけど、楽しくゴルフできました」と井上。 米国Qスクールの帰り、同じ飛行機でUSLPGAの選手たちと一緒になり、知り合いもできた。 「朝から声をかけてもらったりとか、楽しいです。Qスクールに行ったことがプラスになってます。楽しいですよ」
17位と出遅れていた福嶋晃子もアウト、インともに2つずつスコアを伸ばして4位タイ。首位に2打差と好位置につけた。また福嶋は3試合を残して今季の賞金女王が当確。
「賞金女王は早く決めたかったです。1試合1試合が緊張しますから。去年のイメージがあって、またもつれるのかなとか考えたりして」と福嶋。あとは1億円を目指す。「1億というのはあくまで結果ですけど。最後まで頑張りたいです」という。
今年は女子プロ選手権に勝てたのが自信につながった。「メジャーを取れないでいると、そのうちプレッシャーになるかな」と心配していたのだそうだ。
現在首位はL.リンドリー。8バーディ、1ボギーと躍進した。まだLPGAでは未勝利。「プレッシャーをはねのけるんじゃなくて、いままで学んできたことをやる。集中してやる。そうすればプレッシャーなんて考えないですむと思う」という。
リサロッテ・ノイマンも2つスコアを伸ばして福嶋とならぶ4位タイ。バーディがけっこう出るコースだけに明日の展開はまったく見えない。去年は平瀬真由美がプレーオフを制しての久々の日本人勝利だったが、2年連続の日本人選手の優勝ができるかどうか。先週のニチレイでは日本チーム惨敗だったんだから、今週はいいところを見せてほしいものだが。