朴仁妃が逆転で今季5勝目 美香は2年連続で1打届かず
2013/06/24 08:41
◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 最終日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6,389ヤード(パー71)
首位タイからスタートしたリュー・ソヨン(韓国)と、2打差を追う朴仁妃(韓国)が通算12アンダーの首位タイでホールアウト。決着は韓国人同士のプレーオフへともつれ込み、朴が1ホール目の18番(パー5)でバーディを奪って決着。今季5勝目を逆転で飾り、世界ランキング1位の貫禄を見せつけた。
首位タイからスタートした有村智恵は前半5番でバーディを先行させるが、以降はボギーを重ねて失速。代わって優勝争いに名乗りを挙げたのが、3打差を追う宮里美香。前半で2つ伸ばしてサンデーバックナインを迎えると、12番、さらに15番でバーディを奪い、通算11アンダーでついに首位を捕らえてホールアウト。後続の結果待ちとなったが、昨年に続いて惜しくも1打届かず、単独3位で終えた。
通算10アンダーの4位タイには、16歳アマチュアのリディア・コー(ニュージーランド)、キム・インキョン(韓国)、ステーシー・ルイスの3人。有村は最終的に1つ落とし、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、ポーラ・クリーマーらと並び通算9アンダーの7位タイに終わった。
昨年大会優勝の宮里藍は5打差を追ってのスタート。7バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容となり、通算8アンダーの11位タイで大会連覇は叶わなかった。また、64位タイスタートの上原彩子は、17番(パー3)で米ツアーでは自身初となるホールインワンを達成。「67」と4つ伸ばし、通算4アンダー25位タイへの浮上を遂げた。上田桃子は通算2オーバーの60位タイで終えている。