海外メジャー第3戦「全米女子OP」 世界の頂に日本勢6人が挑む
海外女子メジャー今季第3戦「全米女子オープン」が、6月27日(木)から30日(日)までの4日間に渡り、ニューヨーク州のセボナックゴルフクラブで開催される。今年も、技術とメンタルの全てが問われる世界最高峰の戦いが幕を開ける。
例年、優勝スコアをイーブンパーに設定された難コースが舞台。昨年も4日間を終えてアンダーパーは僅かに2人となる中、通算7アンダーという突出したスコアをマークしたチェ・ナヨン(韓国)がメジャー初タイトルを手にした。日本勢は8人が出場し、宮里美香が最高位となる7位タイでフィニッシュしている。
今年出場する日本勢は、宮里藍、宮里美香、上田桃子、有村智恵、上原彩子、佐伯三貴の6人。美香は先週の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で単独3位。優勝こそ1打差で逃したが、確かな手応えを掴んで今週へと乗り込む。同大会では有村が7位タイ、藍も11位タイと上々の成績。上原彩子も、ホールインワンを記録するなど吉兆を得た。佐伯は昨年の国内女子ツアー賞金ランク上位5人の資格により、09年以来2度目の出場。今季は国内ですでに2勝を挙げている流れを、海外メジャーの舞台へ持ち込めるか。
優勝候補筆頭に挙げられるのは、今季メジャー初戦、第2戦と制している世界ランキング1位の朴仁妃(韓国)。先週もリュー・ソヨン(韓国)をプレーオフで破り今季5勝目を挙げるなど、死角は見当たらない。そのソヨンは、一昨年大会を制した歴代優勝者の1人。大会連覇を狙うナヨンも含め、今年も強豪・韓国勢の存在は大きなものとなりそうだ。
【主な出場予定選手】
チェ・ナヨン、宮里藍、宮里美香、上田桃子、有村智恵、上原彩子、佐伯三貴、朴仁妃、S.ルイス、S.ペターセン、M.ウィ、L.トンプソン、K.ウェブ、M.プレッセル、C.カー、申智愛、リュー・ソヨン、P.クリーマー、ヤニ・ツェン、A.ジュタヌガン、フォン・シャンシャン、L.コー(アマ)