2人のウェンディがプレーオフへ。勝ったのはW.ドーラン。
2001/05/21 09:00
米国女子ツアー「LPGAチャンピオンズ クラシック」は予定されていた初日のラウンドが雷雨のため中止となり、2日間36ホールの短期決戦となった。迎えた最終日は各選手スコアを伸ばし混戦模様となった。
最終日をトップで迎えたW.ウォードは、初日ほどの勢いはなかったが、4バーディ、ノーボギーと確実にスコアを伸ばし12アンダーでフィニッシュ。
このウォードを上回る好スコアを出したのは、9位からスタートした4人。M.ヨース、B.ダニエルは7つスコアを伸ばし11アンダーの3位タイに。J.ムーディも6つ伸ばし5位に浮上。さらに、W.ドーランは8バーディ、ノーボギーで12アンダー、W.ウォードに並んだ。
W.ウォード(米国)とW.ドーラン(豪州)、ファストネームは共に「ウェンディ」。この2人のよるプレーオフとなった。
1番ホールから行われ、2ホール目のパー3は互いにボギー。しかし、次の3番パー5では2人とも本戦の2日間でバーディすら奪えなかったのだが、揃ってイーグルを奪った。そして5ホール目のパー4でドーランがバーディを奪い決着がついた。
初日3アンダー20位とスタートダッシュをかけられなかったA.ソレンスタムは、最終日に66をマークしたが優勝争いには加われず、9アンダー7位タイで終了した。K.ウェブは6アンダーの15位、福嶋晃子は4アンダー26位。小林浩美は2日間ともイーブンパーで62位だった。