2002年 ジャイアントイーグルLPGAクラシック

8アンダーをマークしたベーダ-、ロビンスがスタートダッシュを見せた

2002/07/20 09:00

米国女子ツアー「ジャイアントイーグルLPGAクラシック」がオハイオ州スコークリークカントリクラブで開幕した。今週は3日間競技となっており、現在ツアーの中心選手であるアニカ・ソレンスタムは出場していない。

そしてこの大会は、ドロシー・デラシンが昨年まで2連覇し、大会初の3連覇を狙っている。初日のデラシンは、3バーディ1ボギーで2アンダー27位と静かなスタートを切った。2アンダーは平凡なスコアで、この日は大きくスコアを伸ばす選手が続出した。

8アンダーをマークし首位に立ったのはB.ベーダーとK.ロビンスの2人。ベーダーは2つのボギーは出したが、バーディを10個も量産した。一方のロビンスは6つのバーディに2つのボギー、そしてイーグルを2つも奪った。

1打差には、今シーズン好調の金美賢とDa.アマカパーネが並んでいる。こちらは2人とも7バーディ、ノーボギーとそつなくスコアを伸ばしている。

大きくスコアを伸ばす選手が多いのだが、注目選手は少し低迷している。韓国の朴セリ、オーストラリアのカリー・ウェブが、1アンダー41位グループでくすぶっている。残り2日間でどこまで順位を上げてくるのか。

今週の日本勢は4名が出場しているが、最もスコアが良かったのは、3アンダー15位の小俣奈三香。3バーディのおとなしいゴルフだが、ボギーを叩かずパーセーブを繰り返した。先週は初日好スタートをきりながら、2日目にスコアを崩し予選落ちになった。今週は踏ん張って上位進出を狙ってもらいたい。

続いて3バーディ、3ボギーのイーブンパーだった小林浩美が61位となっている。小林は予選通過が危ぶまれる位置だが、中島真弓は3オーバー114位、片野志保は5オーバー136位と大きく出遅れてしまった。

2002年 ジャイアントイーグルLPGAクラシック