小俣奈三香が首位と2打差の4位! 小林浩美はホールインワン!
米国女子ツア「ジェイミーファー クローガークラシック」が、オハイオ州のハイランド メドウズゴルフクラブで開幕した。初日、単独首位に立ったのはオーストラリアのR.テスキ。10番ホールからスタートしたテスキは、13番ホールでボギーを先行してしまった。しかし、15番から18番まで、4ホール連続でバーディを奪った。後半も1つ伸ばし4アンダーで初日を終えた。
3アンダーの2位は、地元米国のD.デラシンとフランス出身のJ.M バスティルの2人。さらに1打差の4位に、日本の小俣奈三香が入っている。1番ホールからスタートした小俣は、7番ホールまでパーセーブを繰り返した。そして8番ホールからは3連続バーディ。遅い時間にスタートした小俣だったが、この時点で首位に並んだ。
しかし、11番で初めてボギーを叩くと、14番パー3でもボギーを叩き1アンダーまで後退してしまった。シーズン序盤は日本勢の中でも調子が良かった小俣だが、最近は予選落ちの回数も増えてきた。このままオーバーパーまで崩れるか心配だったが、最終18番パー5でバーディを奪い2アンダーでフィニッシュ。周囲があまりスコアを伸ばしていないこともあり、首位のテスキとは2打差の4位と好位置につけている。
さらに1打差の1アンダー14位グループには小林浩美が入っている。米ツアーでもそのスタイルから人気が高い、カリン・コークと同じ組でラウンドした小林は、3番パー3でバーディを奪った。その後7番、10番ホールでボギーを叩き1オーバーまでスコアを落としたが、14番パー3で”エース”ホールインワンを達成した。これで1アンダーになり初日を終えている。
また、今週の日本勢は片野志保も出場している。早めの時間にスタートした片野は、4番でボギー、7番パー5でバーディを奪ったが、9番でダブルボギーを叩いてしまった。しかし、後半は9ホール全てパーでクリアし2オーバーで踏ん張った。現在66位、明日スコアを伸ばし、日本勢がそろって予選を突破できるか注目したい。
今大会ディフェンディングチャンピオンの朴セリは、2バーディ、3ボギーと勢いに乗ることができず、1オーバー44位と少し出遅れてしまった。
また、先週の全米女子オープンで3連覇を狙いながら、予選落ちに終わったカリー・ウェブも、朴と同じ1オーバー。バーディを3つ奪ったのだが、7番パー5でダブルボギーを叩くなど、本調子ではなさそうだ。