7アンダーをマークしたK.ゴールデンが単独首位、ソレンスタムは4打差10位
2002/06/29 09:00
今週は3日間競技で行われる米国女子ツアー。次週の全米女子オープンを控え、この試合に出場しながら調整する選手と、カリー・ウェブのように試合から離れて、独自の調整をする選手に分かれたようだ。
出場する選手は、当然この試合での優勝を狙うわけだが、注目はやはりアニカ・ソレンスタムだ。先週休養をとったソレンスタムが、この試合で勢いをつけて今シーズン3度目のメジャーに臨むことができるか。
初日のソレンスタムは、4バーディ、1ボギーと静かなラウンドになった。首位とは4打差の10位と、まずまずの位置につけた。残り2日しかないが、ソレンスタムの力なら簡単に追い上げてきそうだ。
首位に立ったのは7アンダーをマークしたケイト・ゴールデン。8バーディを奪うチャージをかけツアー2勝目を狙う。1打差の2位には、ジュリー・インクスターと、ローリー・ケーンというベテランの実力者が並んでいる。
全体的にアウトコースでスコアを伸ばす選手が多かったのだが、インクスターはアウトコースだけで6バーディを奪った。逆にインコースはすべてパー。後半はストレスの溜まるラウンドになったが、2日目もスコアを伸ばしてこれるのだろうか。
日本勢は中島真弓を含め5名が出場している。その中で、現在最も調子がいいのは片野志保。3バーディ、1ボギーと手堅くスコアを伸ばし、2アンダー15位につけている。小林浩美、福嶋晃子はイーブンパーで43位。小俣奈三香、中島真弓は3オーバーで95位と出遅れている。
この5人にとっては、全米女子オープンに出場するためには、今週の試合で優勝するしか道は残されていない。権利を持ちながら、エントリーミスをしてしまった福嶋は、気合を入れて臨んでいるが、スタートダッシュはできなかった。