2002年 ウェルチ・サークルK選手権

プロ入り3年目のバンチが8アンダーで単独首位

2002/03/22 09:00

米国女子ツアーの第3戦「ウェルチ・サークルK選手権」は、初日から好スコアが続出。単独首位には8アンダーをマークしたA.バンチが立っている。バンチはプロ入り3年目の新鋭で、この日は9バーディを奪う快進撃を見せた。

1打差の2位には、N.スクラントン金美賢、D.デラシン、P.ハーストの実力ある4人が並んでいる。今週もバーディ合戦が繰り広げられそうだ。

昨年23アンダーで優勝したのは賞金女王に返り咲いたA.ソレンスタム。そのソレンスタムは、3ボギーを叩きイーブンパーの70位と出遅れてしまった。先週、最終日にスコアを崩し優勝を逃したショックから立ち直れていないのだろうか。

1番ホールからスタートしたソレンスタムは、3、6、そして14番でボギーをたたき3オーバーまで後退した。しかし、後半のパー5、15番でバーディ、最終18番ではイーグルを奪いイーブンまでもどしてきたのだ。終盤、スコアを戻したことで、明日以降の巻き返しに期待が持てる。

また、昨年ソレンスタムに女王の座を奪われたK.ウェッブはこの試合が今シーズン2試合目になるが、この日3番パー5でイーグルを奪うなど4アンダーをマークし、17位とまずまずのスタートをきった。

今週の日本勢は先週3位に入る健闘を見せた福嶋晃子小俣奈三香片野志保、小林浩美の4人が出場。初日最もスコアがよかったのは、1アンダー53位に入った福嶋。次いでイーブンパー70位の小俣。

片野は2オーバー107位、小林は3オーバーで122と出遅れた。2人は予選落ちのピンチに立たされている。

2002年 ウェルチ・サークルK選手権