ロケットスタート炸裂!ダニエルが10アンダーでトップに
2003/09/27 09:00
米国女子ツアー第25戦『セーフウェイクラシック』が、オレゴン州ポートランドのコロンビアエッジウォーターカントリークラブで開催した。米国女子ツアーは3週ぶりの開催となる。
大会初日から好スコアが続出。なかでもロケットスタートを切ったのは、べス・ダニエルだ。後半でバーディを量産し、10バーディ、ノーボギーという完璧なラウンドで通算10アンダー。2位以下に4打差をつけ、「BMO フィナンシャルグループカナディアン女子オープン」以来、今季2勝目を狙う。
2位には韓国のグレース朴がつけている。3番から7番まで5連続バーディを奪い、上位に進出。グレース朴は現在米国女子ツアー賞金ランキングの第3位にランクインしている。ここで優勝し波に乗れば、賞金女王になるチャンスが巡ってくるだけに活かしたいところだ。
女王アニカ・ソレンスタムも着実にスコアを伸ばし4位タイにつけた。2週前に開催された「ソルハイムカップ」では欧州チームのポイントゲッターとして、チームを優勝に導いたアニカ。明日以降の活躍にも注目が集まる。
上位グループにはビッグネームが揃い踏み。賞金ランキング2位の朴セリが4アンダー8位タイ、3週前「John Q. Hammons Hotel クラシック」で1年ぶりの優勝を飾ったカリー・ウェブが3アンダー14位タイと虎視眈々と優勝を狙っている。
そのほか日本人選手は 小俣奈三香が活躍。5バーディ4ボギーと出入りの激しい内容ではあったが、1アンダー37位タイで初日を終えた。一方、久しぶりに米国女子ツアーへ戻ってきた福嶋晃子は、3オーバー105位タイと大きく出遅れてしまった。