2012年 ISPSハンダオーストラリアン女子オープン

女王ヤニ・ツェンが再浮上 混戦の行方は?

2012/02/11 16:40
ツアー2年目の18歳、ジェシカ・コルダが単独首位に。僅差で迫る強豪たちから逃げ切れるか(Lucas Dawson/Getty Images)

◇米国女子ツアー◇ISPSハンダオーストラリアン女子オープン3日目◇ロイヤルメルボルンGC(オーストラリア)◇6,505ヤード(パー73)

各選手、スコアに伸び悩みを見せたムービングデー。ジェシカ・コルダが通算4アンダーで単独首位に立った。

一昨年末のQTを通過し、2年目のシーズンを迎えたコルダは、4アンダーの3位タイからスタート。一時は6アンダーまでスコアを伸ばし、後半インで2ボギーをたたいたもののイーブンパーの「73」でまとめた。元プロテニス選手のペトル・コルダを父に持つ18歳がツアー初勝利に王手をかけた。

1打差の2位にはニッキー・キャンベル(オーストラリア)とリュー・ソヨン、ソ・ヒキョン(ともに韓国)の3選手。そして2日目に「76」をたたいてイーブンパーの10位タイに後退していた、ヤニ・ツェン(台湾)は4バーディ、2ボギーでスコアを2つ戻し、通算2アンダーの5位タイに再浮上。トップとは2打差。最終日のトーナメントリーダーにとって、脅威の存在となるのは間違いない。

通算1アンダーの8位タイにはブリタニー・リンシコムフリエタ・グラナダ(パラグアイ)。初日トップタイスタートを切ったステーシー・ルイスは通算イーブンパーの10位タイまで後退した。

17歳の逸材レキシー・トンプソンは通算4オーバーの21位タイ、スーザン・ペターセン(ノルウェー)は初日「80」の大叩きが響き、カリー・ウェブ(オーストラリア)、モーガン・プレッセルらと並び通算6オーバーの31位タイで最終ラウンドを迎える。

2012年 ISPSハンダオーストラリアン女子オープン