M.ウィが4位に浮上！14歳の少女がメジャー制覇に近づく

カリフォルニア州のランチョミラージュにあるミッションヒルズCCで行われている、米国女子ツアー第3戦「クラフトナビスコ選手権」の3日目。プロアマ問わず若い世代の選手が上位に顔を連ねて、大会を大いに盛り上げている。

注目のアマチュア選手であるミッシェル・ウィは、出だしの2ホールで連続バーディを奪い幸先の良いスタート。その後はパーを積み重ねる安定したゴルフで、大会初日と同じスコア“69”をマーク。首位とは2打差の通算6アンダー、カリー・ウェブと並び4位まで順位を上げ最終日を迎える。

通算8アンダーで首位を走るのは25歳のグレース朴と17歳のアリー・ソンの2人。グレース朴は、7番から10番まで連続バーディを奪うなど5バーディノーボギー。7位からごぼう抜きで首位に踊り出た。またソンは、5バーディ2ボギーのスコア“69”で回り大会初日の首位を奪還した。

これを1打差で追うのは、25歳のジャン・ヤン・リー。首位スタートしたリーは、前半から快調なゴルフを披露し、一時は4つスコアまで順位を伸ばした。しかし14番で痛恨のダブルボギーを叩くなど、この日伸ばしたのは結局1つだけであった。

一方、メジャー年間グランドスラムを目標に掲げていたアニカ・ソレンスタムは、この日スコア“69”を出し通算イーブンパー。19位まで上げるも首位とは8打差となり、優勝するのは厳しい状況。明日の大爆発に期待したい。

そのほか国内ツアーの代表として参加している古閑美保は、イーグルやダブルボギーを叩くなど出入りの激しい展開となり、終わってみればこの日イーブンパー。通算7オーバーの52位につけている。昨年の賞金ランキング2位の李知姫は、この日1オーバーでのラウンドで、通算6オーバーの46位。また、福嶋晃子は残念ながら予選落ちを喫している。